Home 過去ログ | sitemap |  
もうすぐ昼ごはん
過去ログ・2004年4月 全部 | 前のページ | 次のページ

  三菱ふそうはこの先… ( 独ダイムラー、三菱自への支援打ち切り )
Date: 2004-04-23 (Fri)
2004/03/24に書いた三菱ふそうトラック・バス(株)の事ですが、今朝NIKKEI NETをチェックしていたらつぎのような記事が載っていました。
独ダイムラー、三菱自への支援打ち切り 2004/04/23 NIKKEI NET
独ダイムラークライスラーは22日、経営再建中の三菱自動車への増資計画に参加せず、今後の財務支援も全面的に停止すると発表した。同日臨時に開かれた取締役会と監査役会で決定した。ダイムラーは三菱自に37%出資しているが、同社が計画した財務支援では再建のメドが立たないと判断。資本提携を解消する公算も出てきた。
「ああ・やっぱりか」と思いました。同社は2003年1月6日にダイムラーが出資して出来た会社ですから、この発表があっても直ぐに引き上げることは無いと私は見ています。なぜなら、いずれ引き上げるにしても、まだ三菱ふそうの足回りの技術とノウハウをダイムラーが吸い上げていないからです。

日本のトラック・メーカーは、三菱ふそういすゞ自動車日産ディーゼル日野自動車で市場を分け合っています。三菱ふそうのハブのリコールの一件で売り上げが落ち込むのは確実です。それに加えて、ダイムラーから資本引き上げの脅しがあったので、他の3社の内のどこかと合併するのではないかと見ています。

日野自動車はトヨタ自動車から資本と人が入っているから、三菱ふそうと合併することは無いでしょう。
日産ディーゼルは大型トラックではライバル意識が強すぎるで、合併の可能性は無いでしょう。
いすゞ自動車となら合併の可能性が大いにあると思います。三菱ふそうのパーツといすゞ自動車のパーツは共有しているところもあり、小型トラックをOEMしているので違和感がないでしょう。

もし、三菱ふそうがいすゞ自動車と合併するのであれば、ダイムラーは両方の日本のトラック・メーカーの技術とノウハウを吸収できるので、この先10年程度は資本提携を解消することは無いでしょう。今回の資本引き上げの事も、この辺りを視野に入れたダイムラーの脅し(戦略)と見るのが正しい見方でしょう。
---------∞☆∞--------------∞☆∞---------
それにしても、なぜここまで三菱ふそうがのレベルが地に落ちてしまったのでしょう。私も以前、三菱ふそうと仕事でつき合っていましたから、非常に悲しく思います。

以前にも書いたように、1998年頃から同社の“トラックの質がガクンと落ちた”と仕事をしていて感じました。そして、今のリコール騒動。おそらく、コストダウンを無理矢理押し進めて強度計算結果を基に設計マージンをギリギリまで削って物づくりをした負の成果でしょう。

技術の事や客の事も判らず、金勘定しか出来ない経営陣の責任は大きいと思います。
△

| Home | 過去ログ | サイト内検索 | 全部 | 前のページ | 次のページ