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タイトル:C型肝炎 治療・通院記録(2005年1月〜)
このページの初回作成日: 2005年05月23日
このページの最終更新日: 2008年12月31日
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背中の手が届かない所に軟膏(クリーム、薬)を塗る道具の紹介

このページに記載した内容は、一人で(人に頼らず)背中に軟膏(=軟こう、塗り薬、クリーム)を塗る時の道具の紹介です。これを使えば一分程度で背中全体、均一に軟膏をすり込むことができます。

このページの項目は次のとおりです。

+背景説明
+一本の熱収縮チューブを用います
+熱収縮チューブの入手方法
+市販品もあります
+余談

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+背景説明

 2005年1月からペグインターフェロン(ペグイントロン)とリバビリン(レベトール)を使ってC型肝炎の治療をしている途中、治療開始12週目後半から16週目にかけて腕・お腹・背中などに発疹が現れました(副作用の影響だと思われます)。そこで、皮膚科で薬を処方してもらったのですが、その中に軟膏(クリーム)がありました。

 軟膏を腕やお腹へは簡単に塗ることができるのですが、背中の中央上部分には手が届かないため一人で塗るのに苦労しました。

 色々と検討した結果、簡単な道具を用いることで解決できたので、ここに記載しておきます。参考にしていただければ幸いです。

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+一本の熱収縮チューブを用います

 非常に簡単な方法なのですが、150円程度で売っている長さ約1メートル・直径25mmの熱収縮チューブを用います。販売店によっては熱収縮チューブと呼ばず、スミチューブと製品名で呼んでいる場合もあります。

 なお、“チューブ”という名称ですが現物は丸い筒状ではなく、筒を直径方向に押しつぶした棒状で、サイズは幅34mm、厚み0.4mm、長さ1mです(詳細は下の写真参照)。

 この熱収縮チューブをお風呂で背中を洗うような格好で滑らせて軟膏を塗り込めばOKです。

 使い方は、

  • 熱収縮チューブに軟膏を適量載せておいて、それを背中に当てて引き延ばす。
  • 背中の手の届く範囲に塗った軟膏を、この熱収縮チューブで引き延ばす。

などです。


写真:チューブ片面に入れた“V字の切り込み”の様子
図1.チューブ片面に入れた“V字の切り込み”の様子

■ 推奨する使い方(私の経験上) ■

  • 手に軟膏が付いていない初めの段階でこのチューブを用いるのがコツです。これは、軟膏が手に付いた状態でこの熱収縮チューブを用いると、チューブを持つ手が滑るのため力が入りづらくなるからです。

  • チューブの中央に軟膏を適量載せて、それを背中に当てて引き延ばすのが簡単で確実です。

  • チューブの中央に軟膏を載せる場合、背中にまわしたときに手元で軟膏を載せた面が判ると便利です。そこで、端の片面だけに目印として小さな“V”字の切り込みを入れておくと容易に判断できます(図1参照)。

■ 熱収縮チューブとは ■

 熱収縮チューブとは、電気配線作業で絶縁や束線などに使用する樹脂製のチューブで、ヒート・ガン(ドライヤー)で熱を加えると収縮する性質があります。今回は、単に軟膏を塗る(すり込む)ためのベルトとして用いるので収縮させず、そのままの状態で使います。外観などは下の写真の通りです。

No. 写 真 メ モ
写真:熱収縮チューブ1

熱収縮チューブの全景

長さ:1メートル

品名・型番: スミチューブC

直径:25mm

1メートル単位で売っています。

写真:熱収縮チューブ2

チューブを平らに押さえつけた場合、幅が約34mmです(この様な状態で市販されています)。

写真:熱収縮チューブ3 表面がツルツルなので、使い終わった後はティッシュで軟膏(クリーム)をふき取ればOKです。
写真:熱収縮チューブ4

柔らかい素材なので、長い場合はハサミでカットしてもOKです。

シートの厚みは約0.2mmです。



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+熱収縮チューブの入手方法

 熱収縮チューブは、秋葉原や日本橋の電気材料店や電子部品を扱っている店で入手できます。下に何件かピックアップしておきます(通信販売可能な店もあります)。

 なお、市販されている熱収縮チューブ(スミチューブ)には大きく分けて2種類あります。

  1. 表面がツルツルのもの---> スミチューブ
  2. 表面がややザラザラしたもの---> スミチューブなど

がありますが、表面がツルツルしたスミチューブCの方が良いと思います。

 私が買ってきたのは次の通りです(日本橋のマルツパーツで買ってきました)。

  • 品名:熱収縮チューブ
  • 型番:スミチューブC25B(スミチューブC、 直径は25mm、色は黒)
  • 長さ:1メートル
  • 価格:147円(1メートル、1本)
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+市販品もあります

 専用道具も市販されていますので紹介しておきます。

 なお、これはGoogleで検索していて偶然発見したものです。私自身はこれを入手して使っていないので、使い勝手や短時間で均一に軟膏を塗ることが可能かなどは判りません。

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+余談

 最初は背中に薬を塗るだけと考え“孫の手”にゴム・ベラを取り付けたものを試作したのですが、ヘラの接触面積が少ない、弾性が強すぎる、エッジ部分が微妙に引っかかって痛い、背中全体にすり込むことが出来ない、など問題が多数あり失敗でした。

 つぎに、現在の様な背中を洗うスタイルを思いつきました。タオルでは薬を吸収してしまうので、ビニールのような薬を弾く素材としてレジ袋で試してみたのですが、ゴワゴワするだけで薬は背中に広がらず失敗でした。

 そこで、

  • ある程度柔らかく、かつ、腰があって
  • ある程度幅が腰があり
  • 力が入りやすく
  • 滑りやすいもの
  • 安く手に入り、特別な改造をしなくても使えるもの
  • 容易にクリーニングできるもの

を探した結果、熱収縮チューブを使う方法に落ち着きました。


 背中に薬を塗るために苦労していらっしゃる方も多いと思うので、持ちやすい構造にすれば商品化できると思います。例えば、

  • チューブの両端に指が引っかかるループを作る。
  • 両端に握るための棒状の材料を入れて熱収縮する。

など。

 ただし、使用後のクリーニング性を考慮すると下手に小細工を加えないで、原型のまま用いるのが最良です。なぜなら、変な引っかかりがないので、ティッシュを使って端から端まで一気にふき取ることが可能だからです。

 もし、本気で上に書いた様にチューブ両端を加工するのであれば、耐久性の観点からスミチューブよりRaychem(レイケム)がBetterです。ただし、単価は高くなります。

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